形骸化した組織は改編をすべきでは？

北京オリンピックの閉会とほぼ同時に、ロシアはウクライナへ軍事侵攻を開始した。ロシアのスタンスとしては、ウクライナ国内の親ロシア派の救出という名目で一気にウクライナ各所に軍隊が進軍しているこの状況。
ウクライナは世界三位の核兵器保有国だったが、アメリカやイギリスがゴリ押して核兵器を廃棄させた。その結果がロシアの軍事侵攻だと思う。そしてこれに対して、アメリカをはじめとする欧米は軍事力の行使を躊躇っている。ロシアの軍事侵攻開始から1日以上経ってから、アメリカはたった7,000人を派兵し、NATOもようやく重い腰を上げた。NATOに加入しようとしていたウクライナを見捨て、核兵器を廃棄したウクライナを見捨て、ロシアにされるがままのこの状況。

国連ではロシアのウクライナ軍事侵攻の非難決議として、武力行使の即時停止と撤退などを求めたが、常任理事国であるロシアの拒否権行使で否決…意味あるの？国連。世界には形骸化した組織が多すぎませんか？
WHOといい、国連といい…そもそも論として、第二次世界大戦の戦勝国が常任理事国をずっと継承していますが、時代にそぐわない国が常任理事国をしている状況は正すべきだと思う。特に中国。形骸化して権力だけ行使するような組織は潰すべきでしょう。

今回のこのロシアの戦争行為に対して、アメリカなど欧米諸国は対応を誤ってしまうと、中国を増長しかねない事態ではないかと、個人的には感じています。
中国はいま、南シナ海に人工島を造りフィリピンを威圧しています。台湾もそう。日本に対しては尖閣諸島がそうですね。常任理事国が他国の主権を侵害し、実効支配を強調し他国を侵略しようとしている。なのに、国連は何もしない。否決されるのが分かりきった非難決議を出して、我々は非難したというポーズを取るだけの組織に何の意味があるのでしょうか。

日本は早く憲法を改正して、敵国からの侵略に対して防衛での武力行使をもっとしやすくするべきだ。韓国軍からの火器照準レーダーの照射事件を忘れてはならない。あんなこと、日本に対してだからやれる行為だ。アメリカ空軍機に対してそんなことをしてみろ、速攻で撃沈されるぞ。専守防衛という概念が日本の防衛力を衰えさせていないか？もし万が一、中国や韓国、北朝鮮やロシアが侵略してきた時、アメリカは本当に日米同盟を守ると思うか？ウクライナはアメリカ軍のバックアップを期待していたのに、裏切られたのを我々はこの目で見ている。ウクライナは少ない兵力でロシア軍と戦っている。

戦争行為は、出来る事なら地球上からなくなってほしいとは思う。思うが、そんな綺麗事で世界が回るほど人類は出来た存在じゃない。だから、今後も戦争はなくならないだろう。内戦含め、武力衝突は絶対になくならない。なくならないなら、脅威に対してどう備えるのか、日本は改めて考えてすぐに行動に移す時代がきていると思う。国会議員お得意の”慎重な議論”などしていたら、今後何十年かかっても日本は変わらない。現職国会議員が責任を取りたがらないから、事態は進展しないのだ。そんな議員、全員クビにしろ。