渋谷スカイでの飛び降り自殺騒動

昨日、渋谷スカイで飛び降り自殺があり、飛び降りた男性は死亡、付近を歩行中だった10代女性が巻き添えで負傷というニュースを見た。なんというか…飛び降りって結構勇気いると思うんだよね…46階からなんて滞空時間けっこうあったと思うんだよ…落ちてる時に後悔とかしないのかな…とか考えると胸が苦しくなる。飛び降りってけっこうグロイ音するんだよね…。自分も20代の頃、目の前に人が落ちてきた事があったけど、骨がコンクリートと激突する音ってけっこう耳に残るんだよ…。その時の自分は何か考える前より先に体が動いてて、すぐに駆け寄って119番して…耳とか鼻から鮮血が垂れ流れて…人の形は保ってたけど、渋谷スカイは足が取れてるとか取れてないとか…。10代女性の方はPTSDになると思うから、しっかりメンタルケアしてあげて欲しい…けど、たぶん、ずっと忘れないと思う。自分が忘れてないんだから…。

ビルメンテナンス会社の人間の目線から渋谷スカイの構造を見ると…うーんって感じ。映えを意識しすぎた設計だね。警備員もいるとは聞いているが、咄嗟に死のうと思った人間の行動を止める事ができなかった。ということは、今後は警備員がいても意味がない事を示してしまった。これは警備員の人数が増えても同じことで、構造的な欠陥となる。屋上とか、展望台とか、開放感とか映えを意識した建物の構造は見直される動きが出てくると思うよ。渋谷スカイに関しては、乗り越えられてしまったという時点で、乗り越えられるような造りにしてしまった設計会社含め竣工に携わった様々な会社に事情聴取が入るのではないだろうか。そして今後、例えばガラスの壁の高さが高くなるとか、物理的にフェンスとか網のようなもので覆われるとか、そういう流れになるんじゃないかな。

人間の性善説に基づいて設計されるデザインは、そろそろ見直される時期なんじゃないでしょうか。さすがにここから飛び降りる人はいない”だろう”で、ああいうデザインになったんでしょうが、とは言え実際に竣工してみたら意外と低くない?で警備員が配置されたんじゃないの?っていう邪推をしてしまう。

巻き添えとなった10代女性の方、強く生きてください。死人に引っ張られないように、明るく、楽しく、生きてください。ディズニーおごってあげてもいいくらい、楽しい時間を過ごしてほしい。

厚生労働省が相談窓口を設けています。ツライ、孤独、閉塞感を感じて塞ぎこんでしまったら、誰かに話してみましょう。
0120-279-338(24時間対応)
0570-064-556(発信者の基地局によって繋がる都道府県が変わります。時間外もありますのでフリーダイヤルがよさそう)

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