真っ黒だった私の信用情報

さて、クレジットカードの否決が続いてようやく、私は自分の信用情報がどうなっているのか、開示請求をする事にしました。行動するのが遅すぎるにもほどがありますね。
そこで分かった事がありました。私の信用情報は自己破産後、弁護士事務所が取るべき対応を怠ったが故に、黒いままだったのが一部あったのです。

まず、JCB。お支払の状況欄の中、返済状況が異動と記され、補足内容に法的手続と記され、入金状況はずっとAが記されている状態。真っ黒です。
続いて某消費者金融。これは残高だけ残っていて、返済状況や入金状況は全て空欄のまま。違和感のある信用情報です。このJCBと消費者金融のやつは、いわゆる成約残しと言われている状態で、信用情報としては黒いです。
次がソフトバンク。これは旧ウィルコムのやつですね。自己破産時、分割払いで契約していて、これは破産の対象にならないだか何だかで確か請求書が届いてそれをコンビニとかで払うタイプのやつ。解約をして残債があるのに引っ越しをした後、請求書の宛先不明となり未入金になって返済状況に異動が記されたもの。当然、入金状況にはAが続きます。

この入金状況のマークには意味があって、支払日に問題なく入金があると、＄マークが付きます。これは健全な信用情報。＄マーク以外は傷だと思ったほうがいいです。前回、携帯の分割を延滞して、請求書で後から払ってるから問題ないと思っている人は傷付いてますよっていうのは、この入金状況に＄が付かないのです。だから、信用情報は自分は大丈夫だと思って取った思いがけない行為で傷付けている可能性があることを学生さんは理解してください。

さて、成約残しとなっているJCBと消費者金融に連絡をして、実は平成何年に自己破産をしているのですが、信用情報に古い情報が残っているので削除して欲しいとお願いをすることになります。信用情報を回復するには、この成約残しになっている状態をどうにかするしかありません。
実はこれ、弁護士事務所が破産後、免責を受けたら各債権者に、この債務者は自己破産して免責を与えられましたって通知を出していれば、5年経ったら残りません。ところが、私が依頼した弁護士事務所はそれを各所に行っていなかったらしいことが分かりました。他の債権者の信用情報は恐らく官報を見て自己破産が確定したので、信用情報は恐らく法定免責と記されたものの、5年経過で消えていたのでしょう。
JCBに連絡した時に、当時の記録を少し教えてくれたのですが、弁護士事務所から破産通知が来たままでその後の連絡がなかったため、当社としては異動のままになっていた、というものでした。
弁護士事務所に連絡を取ろうとしたところ、池袋にあった弁護士事務所は潰れていました。潰れていたというより、場所を変え弁護士事務所の名前も変わっていました。弁護士の名前で検索すると、あんま良くない情報が多くヒットするなって感じのところに私は依頼していたようです。

本来であれば、弁護士事務所に連絡して成約残しがあるので対応を依頼すべきなんでしょうが、いろいろと調べると成約残しについては弁護士でなくても対応できるとあったので、私は自己破産から年数も経過しているし、この対応でまた費用を請求されてもなぁと思い、自分で電話連絡をして信用情報の修正（削除）をお願いするに至ったのです。

JCBと消費者金融は電話連絡によって情報は削除され、この2社に関しては信用情報はクリーンになりました。残すはソフトバンクの分割代です。異動になったのが破産後の日付のため、自己破産したのでというのは通用しません。というか、自己破産前後でそもそも分割契約してるんだから引っ越したら引っ越し先を連絡して残債は完済しなさいよって話です。
これは近くのY!mobile取扱があるソフトバンクショップに行って、実際に信用情報を見せ、旧ウィルコムのこの残債が残っていると知ったので一括で今支払いたいと申し出て、残債を完済し、終了状況を完了にしました。

現在、私の信用情報は、この旧ウィルコムの信用情報が黒いと判定されると思います。なぜなら、完了した日から5年間は信用情報が残るので、旧ウィルコムで異動になったけど完済したのがこの日なんだなというのが分かるので、ネガティブな情報は見えたままです。とは言え、信用情報として傷が残ったままの状態は脱しました。この5年間を某掲示板では喪中というようです。

信用情報が黒くはないけどグレーになった私は、グレーになってから1年経過したあたりで、完全に喪が明けていないのに楽天カードの申込をすることにします。その結果どうなったかはまた後日。